社員インタビュー

大学を卒業して就職する際には、どの業界でどんな仕事がしたいということよりも、No1の会社に行きたいと思っていました。ビジネスマンとして自分自身を厳しく鍛えられる環境で働きたいということが、考えの根底にありましたね。大手証券会社に入社し、優秀な人達の中で切磋琢磨する日々を過ごしたことは、私の大きな財産になっています。そして7年間働いたところで将来を見据えて、大手銀行系のプライベートバンクに転職。プライベートバンカーとして100世帯、150億円の資産管理に従事してきました。

プライベートバンクでお客様とやり取りしている中で、様々な課題があることを実感し、もっと自由に動けたらもっと力になれるのに、という気持ちが強くなりました。IFAなら常にお客様のニーズに寄り添った提案ができるし、また自分の判断で外部の優秀な専門家との連携によって、新しい資産運用・管理サービスを提供できる可能性もあります。会社組織という規制のあるプライベートバンクよりも、さらに上質なサービスが実現できます。しかし、周りからは「本当に大丈夫か」と心配する声もありました。変化を起こすことにリスクはありますが、留まるリスクもあります。時代は確実にIFAの時代に進みます。私自身、将来のキャリアプランをいくつも想定する中で、最も魅力的な選択がIFAになることでした。

実際にIFAの会社を4、5社見させていただきましたが、中でもひびきFAに圧倒的な公平性を感じました。IFAひとりひとりの意思を尊重し、力を発揮できる環境をしっかりと用意してくれます。また、独自商品を手掛けたり、ネットワークを広げていく姿勢など、会社自体が常にアップデートしていることが実感できて、これからの時代に勝ち進んでいける会社だと感じました。

富裕層のお客様の周りには、多くのライバルの存在があります。その中で信頼を得るためには、戦略を立てて自分なりのバリューを形成していくことは必要です。当たり前のことだけを提案していても、そこに価値はありません。また、富裕層=成功している人は、人を見る目が養われていますし、人との縁を大切にします。だから人間的魅力をどう高めていくか、それをどのように伝えるかが重要だと考えています。もちろん、仕事のスキルを高く磨いておくことは基本です。私の場合は、仕事だけでなく趣味の領域でも自分自身がアップデートしている姿を見せることで、お客様の刺激となる存在であることを意識しています。お客様から面白い人間だと思ってもらえることは、とても重要な要素ですから。

富裕層のお客様の様々な課題をワンストップで任せてもらえる存在、いわば個人のCFO(最高財務責任者)になりたいと考えています。企業のCFOはいますが、個人にはほとんどいません。富裕層のお客様の課題は主に「経営」「資産」「家族」の切り口に分けられますが、これらが相互に関連しているため、解決には様々な観点からのアプローチが必要です。お客様が悩んでいる状況をそのまま話してもらうことで、そこにどんな課題があるのかを把握する力を養い、さらには、そこから発生するまだ顕在化されていないリスクにも先んじて手を打つことができれば、これまでにない大きな価値を生み出すことができます。そのためにも各課題に対するスペシャリストをネットワークするチーム力が、これからはとても重要になると考えています。